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機内サービスが発祥!? 寒い季節に最適な「アイリッシュ・コーヒー」(Irish Coffee)

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アイリッシュ・コーヒーとコーヒー豆

香りを楽しむホットドリンク

アイリッシュ・コーヒーとは、ホットコーヒーに適量のウイスキーと砂糖を加え、表面を生クリームの層で覆った飲み物です。
ベースには、発祥の地にちなんだアイリッシュ・ウイスキーを使うのが定番で、スコッチ・ウイスキーを用いたレシピは「ゲーリック・コーヒー」、コニャックなら「カフェ・ロワイヤル」と呼ばれることがあります。
冬の季節に楽しみたいこのカクテルは、温かさによってウイスキーの香りが持ち上がることが最大の特徴で、生クリームが保温の役目を果たしています。砂糖の代わりに黒糖やザラメなどを入れると、独特のコクを味わうことができるでしょう。

乗客の心と体を温めたご当地名物

アイリッシュ・コーヒーの発祥は、40年代に利用された、パリ-ロンドン間を結ぶ太平洋横断航空路にあるとされています。
ノンストップで目的地へ到着できなかった当時、乗客は、アイルランド近郊の空港で給油待ちを強いられていました。特に冬になると、厳しい寒さが足元から忍び寄り、居ても立ってもいられなかったそうです。
そこで、「何か温かいものを」と工夫を凝らしたのが、空港に付随したバーのオーナー、ジョー・シェリダン。シャノン空港には現在でも、本人を記念したプレートが置かれているのだとか。

アイリッシュ・コーヒーの楽しみ方

まずは、クリーム層へ静かに口を付け、その下からあふれ出す豊潤な香りを味わいましょう。マドラーが付いていますが、最初に混ぜてしまうと、カクテルのだいご味が薄れてしまいます。
マイルドにしたい場合はクリームを多めに口へ含み、甘さを足したければ底に沈んだ砂糖を静かに溶かすのがオススメ。残りの量が少なるにつれ、さまざまな風味が混然一体となってくるところも、このカクテルの特徴です。
飲み方によって好みを調節できるアイリッシュ・コーヒー。ぜひ、自分なりのこだわりを、見つけてみて下さい。


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